
木造の家づくりをする上で大事なことは次の3つです。
・丈夫な木材を使う。
・乾燥した木材を使う。
・使っている木材を腐らないようにする。
という事です。
そのためには、品質が安定し、
製材のバラつきの少ない木材が確保できるという観点から、
リーベンホームでは柱や梁(横架材)などの構造材には
集成材を使用しています。
集成材とは、
木材に含まれる水分を含水率15%以下まで機械乾燥を施し
天然木にある「節」や「割れ」などの欠点を予め除き、
積層にすることで品質を均一化し強度性能を高めた木材のことで、
強度性能を表示した構造材として信頼性の高い部材と言えます。
そのため、天然木に対し1.5倍以上の強度性能を有しています。
ただし、いくら丈夫な木材を使っても、
それは圧縮力に耐えるためのものですから、
地震などで揺れた際に起きる、
引っ張り(引き抜く力)に対しては金物による接合で、
強度の確保ができるように工夫されています。
また、木造住宅の最大の欠点でありながら、
工夫がされていない事の一つに、
柱や梁などの構造材が入居後の暖房などの影響で起きる、
木が痩せる現象「木痩せ」があります。
木は生きていますから、乾燥された集成材であっても起きるもので、
金物の接合により強度が確保されるのは、
その金物の接合に使われているナットが緩まないという
前提で成り立っています。
緩んでしまったナットは住宅の完成後に締めることができませんので
ナットの緩み防止対策として、
リーベンホームではナットを自動で締め付ける装置
「シメール」を標準施工として採用しています。

丈夫な家づくりで一見忘れがちな事が、
水平方向の強度を確保することです。
それには、2×4工法などでも見られる剛床を採用することで、
床面の強度を確保することができます。
したがって、リーベンホームでは1階と2階の床面に、
従来のころばし根太による床組みに変わり、
28㍉の構造用合板を使ったネダレス工法を採用し、
構造躯体と床を一体化した「剛床工法」になっています。
これにより、水平方向の強度が格段に高まり、
地震の際の揺れによって生じる
捻じれやゆがみに対して効果的な構造体になっています。
これにって、木造住宅の欠点として従来言われていた
床のたわみや、床鳴りなどを抑える事ができ、
耐震性能や耐火性能の向上にも役立つ
合理的な工法になっています。
住宅の耐久性を高めるには、基礎の作り方も重要です。
リーベンホームでは、水平方向の強度は、
コーナーハンチとダイヤベースを採用することで確保し、
住宅の耐久性を高めるために、基礎パッキング工法を採用しています。

基礎パッキング工法は、
基礎と土台の間に一定のルールに基づきパッキンを設置することで、
基礎と土台を絶縁し住まいの耐久性を高めます。
建物の全周基礎パッキンを配置し、土台と基礎に隙間をつくることで、
建物の全周にわたって通気性を確保します。
従来の換気口では、床下に湿気がよどむ事がありますが、
これは基礎まわり全体からまんべんなく換気できるようにしたもので、
外気が常に床下を通り抜け、湿気がとどまるのを防ぎます。
基礎パッキンは耐久性に優れた湿気に強い素材で、
建物の要となる土台と床組みを腐朽から守ることができます。

建物には台風や地震によってねじれの力が加わり、
このねじれを基礎が受け止めます。
昨今の大地震の研究でも基礎のコーナー部分には
特に大きな力がかかる事が明確になりました。
したがって、基礎のコーナー部分には
鉄筋を配筋した三角形のコーナーハンチを施し、
集中する力を分断すると同時に、基礎の剛性を高めています。

地震による力は、建物の階の重心に作用しますので、
水平方向に変形する他重心の偏心率によって、剛心周りに回転を起こします。
つまり耐力壁の平面的な偏りが大きいほど、
建物は回転し大きな力が加わるので損傷が激しくなります。
したがって、建物の損傷を少なくするために、重心位置にはダイアベースを採用し、
基礎の強度を確保しています。